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ウォレットや取引所に置きっぱなしのビットコインは、持っているだけでは1円も増えません。この「置きっぱなし」を収益に変える手段として登場したのが、イオレ株式会社が提供する暗号資産レンディングサービス「らくらくちょコイン」だ。
保有する暗号資産を貸し出すことで「貸借料」を受け取れる仕組みで、BTC・ETHで年率8%、USDCで年率10%という水準が提示されている(2026年7月時点)。ただし、この数字を銀行預金の金利と同じ感覚で見てはいけない。まずは「なぜこの利率が成立するのか」を理解することから始めたい。
運営会社イオレ株式会社について
| 運営会社 | 株式会社イオレ |
| 設立 | 2001年4月 |
| 上場市場 | 東証グロース市場(証券コード2334) |
| 資本金 | 11億1,839万円(2025年9月30日時点) |
| サービス名 | らくらくちょコイン(暗号資産レンディング) |
※情報は2026年7月時点のものです。最新情報は公式サイト(chocoin.jp)でご確認ください。
「貸借料」は銀行の金利とは別物
銀行預金の金利は、預けたお金を銀行が企業への融資などに回し、その利ざやの一部を利用者に還元する仕組みだ。一方、らくらくちょコインの「貸借料」は、預けた暗号資産そのものを他者・他機関に貸し出し、その対価として支払われるものになる。
運営元のイオレは、レンディング事業で3年以上の実績を持つ株式会社J-CAMと協業し、複数の運用パートナーに暗号資産を分散して貸し出すことで収益を生み出している。銀行預金のような元本保証の仕組みとは根本的に異なる、という前提をまず押さえておきたい。
現在の貸借料率(2026年7月時点)
| 対象銘柄 | 年率 |
|---|---|
| BTC(ビットコイン) | 8% |
| ETH(イーサリアム) | 8% |
| XRP(リップル) | 7% |
| USDC(ステーブルコイン) | 10% |
※料率は市場環境により変動します。キャンペーンにより一時的に異なる料率が適用される場合もあります。最新の料率は必ず公式サイトでご確認ください。
最低利用額の目安は約1万円相当からとされており、少額から試せる設計になっている。
リスクを抑えるための仕組み
暗号資産を1つの貸出先に集中させると、その先が破綻した場合の影響が大きくなる。らくらくちょコインでは、預かった暗号資産を複数の運用パートナーに分散し、1機関あたりの預かり資産に上限を設けることで、この集中リスクを抑える運用体制を取っている。あわせて、Fireblocks社の技術を用いた資産管理も採用されている。
正直に書いておきたいリスク
分散運用や資産管理の仕組みが整っていても、それは「リスクを抑える工夫」であって「リスクをゼロにする保証」ではない。次の点は利用前に理解しておく必要がある。
- 元本保証ではない。貸出先の信用状況や市場環境によっては、貸借料どころか預けた暗号資産自体が目減りする可能性がある
- 暗号資産自体の価格変動リスク。貸借料が年率8%でも、貸し出している間にBTCの価格が10%下落すれば、円換算の資産価値はマイナスになる
- 貸出期間中の流動性リスク。貸し出した暗号資産は、契約期間中は自由に引き出せない場合がある
高い利率を提示するサービスほど、その裏側にある仕組みとリスクを理解してから利用することが欠かせない。
こんな人に向いている
本記事は情報提供を目的としており、投資を勧誘・推奨するものではありません。暗号資産レンディングは元本を保証するものではなく、暗号資産の価格変動リスク・貸出先の信用リスクを伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行い、最新の料率・条件は公式サイト(chocoin.jp)でご確認ください。
置きっぱなしの暗号資産を、貸借料に変える
らくらくちょコイン|約1万円から・上場企業イオレが運営


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